半年間のリハビリ終了

右足首骨折から、半年。
今月末で、九州鉄道記念病院のリハビリが終了した。

リハビリ最後の日、写真を撮らせていただいた。
入院中は毎日2回、退院後は週2回通い続けたリハ室。
普通に歩けるようになるまで、この手すりにつかまって、1日何往復も歩行練習をしたなぁ。

松葉杖で何度も乗り降りの練習をした階段。
最初は、ほんの数段が超難関に思えた。

 

お茶の間劇場、
じゃなくて、日常動作の練習をするための和室。
初めてリハ室に入ったとき、この不思議な空間に目が釘付けになった。

半年間、心身ともに支えてくれた理学療法士の先生には、とてもとても感謝している。
担当の長嶺先生は、瞳がきれいなイケメンで、若いけれど落ち着きのある真面目な先生だ。
私の疑問や不安に対して、いつも真剣に向き合い、適切なアドバイスをしてくれた。
順調に回復できたのは長嶺先生のおかげ。
聞き上手な先生と、リハビリをしながら世間話をするのも楽しかった。

理学療法士の先生は、他にもリハ室にたくさんいて、それぞれ担当の患者さんを持っている。
筋トレの指導をしたり、マッサージをしたり、個々の相談に乗ったり。
患者さんの痛みに寄り添いながらも、甘やかしすぎず、励ましながら関わっていくコミュ力はすごいと思った。

たまたま先週、ライターの仕事を通して、北九州が日本のリハビリテーション発祥の地であることを知った。
70年前、患者さんのけがや病気を治すだけではなく、社会復帰を支えるために九州労災病院で生まれ、全国に広まったという。
自ら経験しただけに、リハ発祥の由来に関する原稿作成は熱が入った。

研究を重ねて進化したリハビリ医療と、労を惜しまずサポートしてくれた理学療法士の先生に感謝しつつ、これからは自主リハに励んでいこう。
歩けるようにはなったけれど、走る機能も取り戻して完治したい!

 

 

半年間、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!