五感と自然治癒力

今日で終わるはずだった緊急事態宣言は、6月20日まで延長となった。
もともと在宅勤務なので、ライターの仕事に大きな変化はないが、市民センターが休館になるため、講座関係はしばらくお休み。

長引くコロナ禍と骨折後のリハビリ生活は、健康や病気について考える契機となった。
健康はすべての基盤。ウイルスを過剰に意識するよりも、心身ともに健やかに暮らしていきたい。
変な例えかもしれないが、「三振しないように」と思ってバッターボックスに立つと、人は三振してしまうそうだ。
イメージは現実を引き寄せてしまう。
今は遠くにかっ飛ばすホームランは打てないけれど、内野安打で出塁し、着実にコマを進めていこう。

この3カ月で、コロナ太りは解消した。
かねてから興味のあった「よもぎ蒸し」に定期的に通い、寝る前の軽い運動 スクワット、フラダンスの基本ステップ、腹筋も続けている。
最近は、アロエジュースを飲むのが日課。
いろんな健康法を試すのが楽しい。

食事、睡眠、運動。
生活習慣の積み重ねが、ちゃんと体に出る。
体は本当に正直だ。

先日、脳神経外科の医師を取材した。
命を預かるような手術を、何千回もしてきた方だった。
日々ご自身のコンディションを整え、早寝早起きを続け、心身の健康を保っている。
厳しい仕事だからこそ、リラックスする時間も大切にされていた。

自然治癒力に勝るものはなく、五感を磨くことを常に意識していると聞き、なるほど!と思った。
空を見上げたり、深呼吸をしたり、散歩をしたり。
そんな些細なことでも、五感は磨かれるそうだ。

五感を磨くことが自然治癒力につながるというのは、大きな気づきだった。
ベテラン医師の生き方に、視野を広げていただいた。
視覚(目)、聴覚(耳)、触覚(皮膚)、味覚(口)、嗅覚(鼻)。
感覚にも意識を向けて、心身の力を高めていこう。