6月半ば、東京出張があり、仕事の打ち合わせ、大学の同期会、ライター講座の同期生との交流会など、東京でいろいろな人と楽しい時間を過ごした。
行きは飛行機、帰りは新幹線で、三島、名古屋、京都に途中下車。
動ける機会を逃さず、会いたい人には会わなければ!
静岡県三島市は、富士山からの伏流水が市内各所で湧き出す「水」のまち。
清らかな流れを、至るところで見ることができる。
三島在住の長女が東京へ引っ越すため、これが最後のチャンスと思い、かねてから行きたかった柿田川公園を訪れた。
【天然記念物 柿田川】
源は約40㎞北方の富士山に降った雨や雪。これらが地下水となり、三島溶岩流の間を十数年かけて流れ、ほぼ無菌でミネラルを含む日本有数の湧水となり、1日100万トン湧き出している。
豊かな湧水量に圧倒され、清く澄んだ水にうっとり見惚れた。
周囲の緑が伸びやかに茂っていて、水も植物も生きている!と実感した。
水美人な三島とご縁をいただけたこと、長女がお世話になったことを心から感謝し、三嶋大社にお参りをしてから新幹線に乗った。
名古屋では、会社員時代の同期と再会。
まさに30年ぶりで、女3人話が尽きなかった。
全員子ども2人の母であり、結婚や子育ての苦労もいろいろあった。
20代の頃には予想すらしなかった大きな山を越えてきて、50代だから語れる今がある。
いつだって、これからが人生の本番。
一切、忖度や遠慮はいらない。どこまでも幸せを創っていこう。
そして、京都では八坂神社の総本社をお参りした。
小倉の八坂神社に関する記事を書くので、仁義を切りたかったのだ。
おかげさまで、今回の記事は修正なしでスムーズに通った。ありがとうございました!
少し時間があったので、清水寺にも立ち寄った。
そこで、「阿弖流為・母禮之碑」を発見してビックリ!
蝦夷の英雄に、京都で出会えるとは思ってもみなかった。
故郷の岩手ともつながり、時空を超えたご縁を感じた。
その後、京都在住のライターさんと駅近くで会い、帰途に就いた。
今回の旅のテーマは、「新しい出会いと懐かしい再会」だったのかな。
みんな忙しい人たちなのに、針の穴を通すようにタイミングが合って、スムーズに時間が流れた。
思考や時間が詰まると、すべてが滞ってしまう。
あの柿田川の清流を、いつも心に感じながら日々過ごしていこうと思った。